皆さんはどのようなお正月を過ごされましたか?
私はゆっくりとDVDや、日頃撮りためたドラマなどを観ていました。
久しぶりにハリーポッターシリーズもいくつか見返して、ユニバーサルスタジオジャパンにますます行きたくなりました。
シリーズの1つ「謎のプリンス」で、ハリーの親友ハーマイオニーが先生や生徒に、両親の話をするシーンがあります。
ハーマイオニーはマグル(普通の人間)の両親から生まれた子で、実はお父さんもお母さんも歯医者さんなのです。
しかし、魔法使いたちは歯科医師が何のことやら?という感じで理解されません。
歯を治す仕事だとは理解したようですが、歯を削って治療というのは想像出来ないようです。
魔法使いであれば、虫歯や歯周病などは魔法で治せるのでしょうね。
しかし、魔法使いも歯磨きはしているようです。
お菓子を売るハニーデュークスでは、『歯磨き糸楊枝型ミント菓子』というものを販売しています。
ハーマイオニーが両親にプレゼントした品なのですが、歯ブラシも糸楊枝も魔法界では使われているのですね。
ハリーが飲んだ骨の治療薬も不味かったようですし、もしかしたら歯の治療薬もしばらく舌が利かなくなるくらい、苦かったりするかもしれません。
それでも、どんなに酷い虫歯でも歯を削らずに治せるのは羨ましいです。
歯を削らないと治療できない私たちマグルは、魔法使い以上に日頃の口腔ケアを心がけなくてはいけませんね。
歯科医師 鈴木美緒